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ここ数年、岩手県内にも外国出身の子どもや帰国子女などが少しずつ増えてきました。ある日、日本語のわからない子どもが突然教室にやってくる…、一昔前には考えられなかったことです。しかし今では県内どの地域でも、外国で生まれ育った子どもたちが、家族の来日に伴っていつやって来てもおかしくない状況にあります。
いわて多文化子どもの学習支援連絡協議会は、このような外国につながる子どもたちの学習、進路について関係機関が情報交流を行いながら支援する活動をするために発足しました。
子どもは自分の意思で日本にやってきたのではないため、何か問題にぶつかると、「なぜ自分は日本にいなければならないのか」、「国に帰りたい」、と考えがちで、時には自己否定的な精神状態に陥ってしまう子どもも少なくありません。このような子どもには家族だけでなく、学校や地域などさまざまな人々がサポートし、子どもたちの成長を見守っていくことが大切です。この協議会では、子どもたちが成長する手助けとなるようなさまざまな事業を展開していきます。
「いわて多文化子どもの学習支援連絡協議会要項」資料をご参照ください。
多文化こどもの学習問題連絡協議会要項.pdf(2007/11/20発効)